横浜市 令和 7年 健康づくり・スポーツ推進特別委員会 02月05日-01号

高齢化対策と地域包括ケアの視察結果

市来 栄美子

我が党では、11月25日と26日の2日間にわたりまして、名古屋にあります豊明市と豊田市に視察をしてまいりました。視察の目的としては、高齢化率25%を超えている、4人に1人が60歳以上の両方ですね、都市というところで、本市におけます2040年問題のフレイル対策、健康づくりの先輩になるかと思いまして、先例を学ばせていただく視察でございました。
 1都市目の豊明市に関しましては、小規模の都市でございまして、人口でいうと6万7000人、コンパクトな市でありました。本市とは連携がありまして、コロナのとき、ダイヤモンド・プリンセス号でマスクがなかったときに、実は豊明市にあります藤田保健衛生大学のほうから寄附をいただいていたというところで、非常に縁のある地域だなということで、お礼も兼ねて行かせていただきました。
 ここでけやきいきいきプロジェクトという健康づくりのプロジェクトがあったんですけれども、豊明団地というところをモデル地区として、UR都市機構と先ほどの藤田保健衛生大学と、あと行政と皆さんで官民連携で地域の包括ケアをしていらっしゃるというところで、非常に学ぶものが多いところでした。
 例えば都筑区でいいますと、勝田団地というところがありまして、おたがいさま会という実施団体があるんですけれども、それの少し大きいバージョンといいますか、少し規模が大きめになっておりまして、でもやはりやっていらっしゃることが、チョイソコという外出を助けてあげるようなオンデマンドの地域交通のところですとか、あとチャット機能ですね、勝田団地にもおたがいさま会というのがあるんですけれども、そういうお互いさまの助け合いをチケットで助け合うような、1回ごみ捨て、勝田団地だと100円、これだと250円のような仕組みをつくられておられました。
 もう一つ注目すべきところは、まちかど保健室というところを団地の中で持っていらっしゃいまして、こちらが365日、開けていらっしゃるというところで、私たちの代、ごめんなさい、ちょっと年代がばれますが、昭和の代ですと、保健室が何かあったときに心の頼りになったと思うんですけれども、そういうまちかどの保健室が団地の中にありまして、何か問題を抱えられた方がすぐに行ける体制がありました。
 そこには看護師さんですとか、あと薬剤師さんですとか、いらっしゃって、健康対策、もちろん体操もですね、体力測定とか、まちの交流のサロンにもなっていて、非常に我が都市にも参考になる、小さなコンパクトな自治会・町内会でも応用できるような仕組みであるなということを学ばせていただきました。
 また、UR都市機構が入っておりますので、URは長期的な住居者を希望していたと。あと、藤田保健衛生大学としては、高齢者の入院期間の短期化に向けて、受皿を探していたと。豊明市としても、医療費の削減というところで、皆様の利益といいますか、思いがマッチしてできた産官学民の協力した地域包括ケアというところで、非常に参考になったと思っております。
 2つ目のところが豊田市、車で有名なトヨタのところなので、非常に規模が大きいところだったんですけれども、人口でいうと41万6000人ぐらいで、都筑区でいうと2つぐらい、都筑区が2つ入るぐらいのところかなと思いました。
 こちらも健康づくりなんですけれども、ずっと元気!プロジェクトというのを拝見いたしました。ここで一番すごいなと思ったのが、SIBというのを使っているところなんです。ソーシャル・インパクト・ボンドといって、民間の活力を社会的課題の解決に活用するために、事業を実施するための資金を民間から集めて、事業の成果に応じた成果報酬を市が後から支払う仕組みをつくっていらっしゃいました。例えばニューヨークなどでもやっていることでして、民間事業者の活動の社会的なインパクトですね、行政コストの削減のために数値化して、自治体がその成果報酬を支払うという、ソーシャル・インパクト・ボンドというのを導入していました。この大きな仕組みが豊田市にとっては非常に先駆けの取組であって、本市も応用できるところかなと思いました。
 注目すべきイベントのプログラムの参加プログラムの具体例としては、いろいろな民間にアイデアを投げているので、いろいろなプロジェクトがあるんですけれども、その中でも私が好きだったのは、ドローンチームですとか、あとウーバーイーツをパロったじーばーイーツというのがありまして、普通イベントとか、交流サロンになりますと、女性が中心なんですけれども、ドローンとかですと、男性もおうちに引き籠もらないで、イベントにすごく参加されるというところで、ドローンチームのプロジェクト、Nadeshikoというプロジェクトを立ち上げたり、あとじーばーイーツでは、おじいちゃん、おばあちゃんと食べるというプログラムで、じーばーイーツなんですけれども、高齢者の方は若い方と交流したい、若い方はお金がないので、お弁当とかを一緒に食べていただければ無料になるというところで、お互いの利用者の思惑がかなってしているこのプロジェクトなども非常に参考になると思いました。
 本当にいろいろなプロジェクトがあって、元気になられた高齢者の方が非常に多いということで、結果論なんですけれども、平成3年から2年間の間で参加者の将来における介護給付費の削減の効果の推計、推計ですけれども、約3.7億円というところで、非常に学ぶものが多い視察でございました。本市においても、これらの仕組みづくりを行政のほうで御検討いただければと思います。
 以上で報告を終わらせていただきます。

福地茂委員長

御報告ありがとうございました。
 ただいまの各会派報告につきまして、御質問等がございましたらお願いいたします。
     (発言する者なし)

福地茂委員長

特に御発言もないようですので、行政視察の報告については、この程度にとどめます。
 次に、本委員会の中間報告書の作成に向けまして、事前に正副委員長において協議し、中間報告書の構成案を作成いたしましたので、私から説明させていただき、その後、委員の皆様から中間報告書のまとめに向けた御意見をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、お手元の資料2の令和6年度健康づくり・スポーツ推進特別委員会中間報告書構成(案)を御覧ください。
 こちらにつきましては、本委員会の1年間の活動について、このような構成でまとめていきたいというものでございます。
 1ページ目から裏面の2ページ目にかけまして、1、付議事件、2、調査・研究テーマ、3、テーマ選定の理由、4、活動内容・意見等として、各委員会の議題や委員意見概要等を記載いたします。
 次に、5、地域の身近なスポーツの場の創出の取組についてのまとめとして、これまでの委員の皆様の御発言等や、本日以降の内容を踏まえ、後日記載いたします。
 私からの説明は以上でございます。
 それでは、中間報告書のまとめに向けた御意見等をお願いいたします。
     (発言する者なし)

福地茂委員長

特に御発言もないようですので、本件については、この程度にとどめます。
 それでは、正副委員長で中間報告書の案を作成し、次回の委員会においてお示ししたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
---------------------------------------
△閉会宣告