タウンニュース
都筑から広がる「循環の輪」を世界へ
「捨てる」から「循環させる」社会へ―。限りある資源を大切に使いながら、環境を守り、地域や経済も元気にする「サーキュラーエコノミー」の取組が広がっています。
都筑区には微生物の力で生ごみを分解・液化し、液肥として再利用する業務用生ごみ処理機の開発企業があります。市内の保育園では、この技術を活用し、給食から出た生ごみを液肥に変え、地域の農や緑へつなげる実証実験も進められています。地元野菜を食べ、残ったものを資源として再び地域へ還す。身近な「食」から循環の輪が生まれています。
私はこれまで、各地の先進事例を視察し、地域企業が持つ技術やアイデアを横浜の循環型まちづくりに生かせないかと考えてきました。その経験を踏まえ、5月の横浜市会一般質問では企業やNPO、学校、福祉施設、地域などの力をつなぎ、横浜全体へ循環の輪を広げることを訴えました。市も、横浜グリーンエクスポを大きなステップとして公民連携をさらに進め、「アジアを代表する循環型都市」を目指す方向性を示しています。
循環型社会は、単なる「ごみ問題」ではありません。環境、経済、福祉、教育、農業、まちづくりをつなぎ、子どもから高齢者まで、一人ひとりが暮らしの中で参加できる社会をつくることです。
都筑で生まれた小さな循環を横浜全体へ、そして世界へ。横浜グリーンエクスポを契機に、次世代が「ここに住み続けたい」と思える横浜を目指してまいります。