文化を通じた多文化共生推進とビジョンへの反映
一般質問で言及いたしましたとおり、私は文化には言葉や国籍を超える力があり、多文化共生に貢献すると考えております。
以前、市役所の1階のアトリウムの近辺で、子供たちの夏休みの絵画の絵日記が飾られておりました。展示されておりまして、その中で今も心に残っているのが、日本に来たばかりの外国人のお子さんで、日本語も分からなくて友達がいなかったけれども、実は私はバレエが得意なんだと。バレエを披露したことをきっかけにクラスで人気者となって、友達が今でもできて日本語も頑張っていますという絵日記がありまして、非常に感銘をしました。
こうした多文化共生について、このビジョンではどのように盛り込んでいらっしゃるのかお聞かせください。
文化芸術創造都市推進部長からお答えいたします。
このビジョンの中では、共生社会の実現を目指して誰もが自由に文化を楽しめる環境づくり、これを重要に考えております。その中に、その共生社会という中に多文化共生ということも含まれるのかなと思っております。
具体的な取組、例えばになりますけれども、横浜美術館では韓国ですね、日韓展ということで日本と韓国の歴史を振り返るような展示、これ去年の年末から年明けにかけてございましたし、例えばトリエンナーレでも、前回のトリエンナーレではアジアとかアフリカの作家の方、こういったものの紹介を通じていろんな文化に触れるという機会があったかなと思っています。
ですので、こういった様々な文化との共生の実現に向けて、これからも関係各局と連携をして、しっかり取り組んでいきたいなと考えております。
今おっしゃられたとおり、局の枠を超えてしっかりとした取組をお願いいたします。
さきの一般質問でも主張いたしましたとおり、文化には様々な立場にある人たちを結びつけ、相互理解を促す力があると考えております。
我が党は、文化の持つそうした力は世界共通の、世界の人々によって必要不可欠なものであると考えております。ビジョンの中にこうした多文化共生に関する視点の記載がありますと、文化の意義についてより理解が深まると思うのですけれども、御見解を伺います。
今、委員がおっしゃったとおり、文化は、先ほども少し触れましたが、国や地域や人それぞれが本当に積み重ねた時間の中で、それぞれに持っているものがあると思います。それを文化の分野では何か知り合う、知ることができたり、つなぐことができるチャンスをたくさんつくることができると思っています。
そうしたチャンスを通じて、世界とか人ってこんなにもいろいろだったのかと気づけるチャンスをたくさんつくっていけると思いますので、そこを通じていろんな方がいろんなことを知り合える、つながり合えるという、そんな場面をにぎわいスポーツ文化局がしっかり取り組んでいかなければいけないと思っていますので、逆に局だけというよりも、文化でない分野も含めたりとか、あとは地域やいろんな民間の方とも連携して、いろんなチャンスをつくっていきたいと思っています。
多文化共生の文言を何か追加をしていただけるように、御検討していただくことを要望いたします。
港湾・観光一体化戦略:クルーズ客誘致と消費促進
1点だけ。横浜グリーンエクスポも控えておりまして、インバウンドなどの観光客の数も増加することが見込まれております。そこで、港湾施策と観光施策をどう一体化させていくのかについて、御意見をお聞かせください。
昨年なのですけれども、実際横浜港に着いているクルーズ船のお客様にアンケートを実施しました。どういったところに泊まっているかですとか、消費額がどのぐらいなのですかとか、いろいろアンケートをしますと、クルーズ船で宿泊されるお客様は、大体1日当たり10万円程度使われるということが分かりました。
一方で、クルーズ船以外でインバウンドの方、かなり横浜に来られますけれども、そういった方へのアンケート結果を見ると5万円ということでございました。ですから、クルーズ船のお客様のほうが、そのときのアンケートの結果ですけれども、倍の消費額だということが分かりました。我々がこの方々たちに、いかに横浜に泊まっていただくかということが、やはり大変大事だと思っております。
そういう中で積極的なPRをすることで、何とか横浜港に寄港していただくという取組を進めておりまして、例えば世界で一番大きなクルーズ船の会社が集まるミーティングがあるのですけれども、それは毎年4月にマイアミのほうで行われておりますけれども、そういったところにうちの職員なんかも参加して、いろいろ意見交換すると。
たまたまなのですけれども、そのときに知り合った韓国のクルーズ関係の方が、今日実はうちの大さん橋とか新港ふ頭のターミナルを見学に来ていると。また、これも本当にたまたまなのですけれども、あさっての土曜日にはフロリダのクルーズ関係の方が、これもまた同じように客船ターミナルのほうに視察に来ていただけるということで、なかなか当時多額のお金をかけて出張行ったのですけれども、そういった成果がちょっとずつ見えてきているかなと思っております。
あと、先ほどもにぎわいスポーツ文化局ありましたけれども、にぎわいスポーツ文化局とも連携しながら、横浜に泊まっていただくためには、やはり朝何かイベントをやる、夜イベントをやるというのが大事だと思っていて、例えば朝、気球を飛ばすですとか、あとモーニングクルーズをやるとかというのは、にぎわいスポーツ文化局と連携しながらいろいろやっておるというところでございます。
そういった取組をしながら、今後も引き続きインバウンドを増やしていきたいと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。